2013年01月09日

「スタンフォードの自分を変える教室」を読んではいけない


10月31日発刊の本であるが、すでに34万部突破という広告が本日の朝日新聞に掲載された。

私は、2冊の書籍を著しているので出版に関しては無知ではない。34万部が印刷数であることは理解できるが、全国書店チェーンで1位という記録には納得がいかない。出版後、大きな広告は打ってこなかったこと、TUTAYAに行っても、拙書「『最後のパレード〜ディズニーランドで本当にあった心温まる話』時のようなキャンペーン扱いでないことから、この数字は出版社による捏造の可能性が高いと疑う。

購入して読んでみた。33ページまで読んで読むのを止めた。そして、最後の338ページを読んだ。

以前に「バカの壁」という本がバカ売れした。この本同様に、「自分コントロール本」であるが、この「スタン・・」も趣旨は同じである。
最初のことばが「自分を知ることは、自己コントロールへの第一歩です。20ページ」であり、最後のことばが「これからも科学者のような見方で臨んでください。338ページ」である。

つまり、このブログに何回も記しているように、アメリカ的に「理屈(文字やことば)に論破されて自分をコントロールしなさい」と言っているのである。人間的な「感情」「美的感覚」「倫理観」「想像力」「創造力」は不要、科学(ロゴス、理論)に服従せよと言っているのである。

著者はアメリカのスタンフォード大学での研修会で97%の受講者が、自分を変える効果があったとしているが、著者には申し訳ないが、日本人とアメリカ人では「脳力」が違うのである。そんなことも知らないで、2月1日には、来日記念講演を行うようである。「無知害」極まる。

白人は有色人種を見下げているようであるが、実は反対である。これからは、白人のバカさ加減を笑ってしまおうではないか。

今日の朝日新聞に掲載された著者の姿は、日本人を見下しているように私には見える。あの、映画「エマニエル婦人」を連想させる。
posted by S・C・ NAKAMURA at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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